電子署名

CloudSign vs DocuSign vs CanUSign:日本企業に最適な電子署名サービス徹底比較(2026年版)

C
CanUSign
2026年2月11日
2 分で読めます

電子契約サービスを導入したい。でも、どのサービスを選べばいいのかわからない。CloudSign? DocuSign? それとも他のサービス?

日本市場には多数の電子署名サービスが存在しますが、料金体系も機能も大きく異なります。この記事では、CloudSign、DocuSign、CanUSignの3つのサービスを徹底比較し、あなたのビジネスに最適なサービスの選び方を解説します。

3サービスの概要

CloudSign(クラウドサイン)

弁護士ドットコム株式会社が運営する日本国内シェアNo.1の電子契約サービスです。2015年のサービス開始以来、導入社数は250万社を超えています。日本の商慣習や法制度に最適化されたサービス設計が最大の特徴です。

DocuSign(ドキュサイン)

世界最大手の電子署名サービスです。180カ国以上で利用されており、グローバル企業での導入実績が豊富です。多言語対応と高度なAPI連携機能が強みですが、日本語UIや日本特有のワークフローへの対応は発展途上の面があります。

CanUSign(キャニュサイン)

月額料金なし・従量課金制の電子署名サービスです。1通あたり1ユーロ(約160円)から利用でき、アカウント登録なしで署名を依頼できます。小規模事業者やフリーランスに最適化されたシンプルなサービスです。

料金比較

コストは電子署名サービス選びの最も重要な判断基準の一つです。3つのサービスの料金を比較してみましょう。

CloudSign

  • フリープラン:月額0円(月5件まで、機能制限あり)
  • Lightプラン:月額11,000円(税込)
  • Corporateプラン:月額30,800円(税込)
  • 送信件数に応じた従量課金:プランにより1通あたり220円〜
  • 年間契約が基本

DocuSign

  • Personalプラン:月額$10(年払い)、署名依頼は月5件まで
  • Standardプラン:月額$25/ユーザー(年払い)
  • Business Proプラン:月額$40/ユーザー(年払い)
  • ドル建て決済が基本、為替リスクあり

CanUSign

  • 月額料金:0円
  • 1通あたり:1ユーロ(約160円)
  • 契約期間の縛りなし
  • 署名者のアカウント登録不要

料金シミュレーション

実際の利用パターンで、年間コストを比較してみます。

月5通の場合(年間60通)

サービス年間コスト(概算)
CloudSign(Light)132,000円 + 送信料
DocuSign(Standard)約45,000円($25×12)
CanUSign約9,600円(160円×60通)

月2通の場合(年間24通)

サービス年間コスト(概算)
CloudSign(Light)132,000円 + 送信料
DocuSign(Personal)約18,000円($10×12)
CanUSign約3,840円(160円×24通)

小〜中規模の利用では、CanUSignのコストパフォーマンスが圧倒的です。月額固定費がないため、使わない月はコストが一切発生しません。

機能比較

テンプレート機能

  • CloudSign:テンプレート保存・管理機能あり。定型契約書の大量送信に強い
  • DocuSign:高機能なテンプレートエディタ。条件付きフィールドなどの高度な設定が可能
  • CanUSign:業務委託契約書、売買契約書などの基本テンプレートを用意。PDFアップロードにも対応

ワークフロー機能

  • CloudSign:承認フロー、順序指定署名、一括送信に対応。企業の稟議プロセスに適合
  • DocuSign:複雑な承認ワークフロー、ルーティング機能。エンタープライズ向け
  • CanUSign:シンプルな署名フロー。アップロード→署名依頼→署名→ダウンロードの4ステップ

API・外部連携

  • CloudSign:Salesforce、kintone、Slackなど日本で人気のサービスと連携
  • DocuSign:400以上のアプリと連携。APIドキュメントが充実
  • CanUSign:Webhook対応。REST APIを提供

セキュリティ

  • CloudSign:ISO 27001認証取得。データセンターは国内
  • DocuSign:SOC 2 Type II、ISO 27001認証取得。グローバルなセキュリティ基盤
  • CanUSign:SSL暗号化通信、監査ログ・タイムスタンプ付き署名証明書を自動生成

対応言語

  • CloudSign:日本語・英語
  • DocuSign:44言語に対応
  • CanUSign:日本語を含む10言語に対応

どのサービスを選ぶべきか

CloudSignが最適なケース

  • 大企業・中堅企業で、月間数十〜数百件の契約を処理する
  • 社内稟議フローとの連携が必要
  • Salesforceやkintoneと連携したい
  • 日本国内の取引が中心で、日本の商慣習に完全対応したサービスが必要

DocuSignが最適なケース

  • 海外拠点を持つグローバル企業で、国際的な契約が多い
  • 複雑なワークフローや高度なAPI連携が必要
  • 既存のエンタープライズシステムとの統合が求められる
  • 月間の契約件数が多く、サブスクリプションの固定費を正当化できる

CanUSignが最適なケース

  • 個人事業主・フリーランス・スタートアップで、月額費用を抑えたい
  • 契約件数が月に数件程度で、使わない月もある
  • シンプルさを重視し、複雑な機能は不要
  • 署名者にアカウント登録を求めたくない
  • すぐに使い始めたい(複雑な初期設定なし)

実際の利用シーン別おすすめ

フリーランスのデザイナー・エンジニア

おすすめ:CanUSign

月に2〜3件の業務委託契約書を締結する程度であれば、月額料金なしのCanUSignが最もコスパが良いです。クライアントにリンクを送るだけで署名を依頼でき、クライアント側のアカウント登録も不要です。

中小企業の総務・法務部門

おすすめ:CloudSignまたはCanUSign

月間10件以上の契約を継続的に処理するなら、CloudSignのテンプレート機能やワークフロー機能が業務効率化に貢献します。月間5件未満であれば、CanUSignの方がコストを抑えられます。

大企業・グローバル企業

おすすめ:CloudSignまたはDocuSign

社内システムとの連携、コンプライアンス要件、大量処理のニーズがある場合は、CloudSignまたはDocuSignの企業向けプランが適しています。

移行のヒント

現在紙の契約書を使っている場合、いきなり全面移行する必要はありません。

  1. まずは社内文書から始める:秘密保持契約書や業務委託契約書など、比較的シンプルな契約から電子化を開始
  2. 取引先に丁寧に説明する:電子契約の法的有効性や印紙税の節約メリットを共有
  3. 並行運用期間を設ける:紙と電子を併用しながら、徐々に電子契約の比率を高める

CanUSignなら月額料金がないため、試験的な導入にリスクがありません。まずは1通試してみて、使い勝手を確認してから本格導入を検討できます。

まとめ

電子署名サービスの選び方は、利用頻度と企業規模によって大きく変わります。

  • 大量処理・企業向け機能が必要 → CloudSignまたはDocuSign
  • コスト重視・シンプルさ重視 → CanUSign

月額料金なしで1通あたり1ユーロから始められるCanUSignは、電子契約を初めて導入する方にとって最もリスクの低い選択肢です。まずは1通、無料テンプレートを使って試してみてください。

共有する

契約書に署名が必要ですか?

CanUSignなら数秒で契約書に署名 — 1件あたり€1から。